創業時の活況を体現する
新たな聖地
株式会社リコーは2018年に本社を大田区中馬込に移転しました。創業者である市村清が事業を大きく発展させ、永住の地となる自宅も構えていたこのリコーグループゆかりの地に戻ってきたことは、2036年に創業100周年を迎えるリコーの、未来の社会に貢献する新しい価値を生み出していくという決意を表しています。
その挑戦の象徴のひとつが、市村清邸に隣接した研修施設の大森会館を全面的にリファンして生まれた、創業時の活況を体現する新たな聖地、3L(サンエル)です。
3Lは、新たな価値を生み出さんとする全ての挑戦者が繋がり、ひとりひとりの“はたらく”歓びを追求しながら、チームの創造性を加速させる実践型研究所です。
リアルで「会う」を問い直す
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、働き方に選択肢が増えた今こそ、私たちはリアルで「会う」ことの意味を問い直す必要があると考えています。
人が集まって顔を合わせながら仕事をする意義はどこにあるのだろうか?オフィスの必要性はどこにあるのだろうか?
3Lは、チームがリアルでコミュニケーションを行うこと、そして高い志を持った挑戦者たちの「新たな出会い」による繋がりこそが、イノベーションを生む鍵であると考えています。3Lはリアルで「会う」ことの価値を最大化するためのしくみがあります。
“はたらく”歓びの価値創造を目指して
リコーは創業以来、お客様の“はたらく”に寄り添ってきました。業務の効率や生産性向上を超え、創造性を発揮することで“はたらく”ことから歓びを感じる、そのお手伝いをすることがリコーの使命である。2036年ビジョン「“はたらく”に歓びを」という言葉には、そのような想いが込められています。
3Lは創造性の発揮を支えるテクノロジーを生み出す拠点として、“はたらく”に歓びが満ち溢れる社会の実現に貢献します。