人はどのような環境や思考、行動によって“はたらく”歓びを得られるのだろうか。
創造性はどのようなチームや活動から生まれるのだろうか。
3Lはこうした問いの答えを探すための実験場です。
館内に張り巡らされた位置測位システム、
コミュニケーションを可視化するサイネージ、
出会いを加速するシェアリングテーブル、それらに連動する入退館システム、
ユーザーのための専用モバイルアプリ。
3Lではさまざまなテクノロジーを駆使して、未来の“はたらく”を実践します。
3Lはただのワークプレースではありません。さまざまなテクノロジーを駆使して、新たなリアルでの体験価値を生み出すように設計されています。施設全体でコミュニケーションを活性化させることで、イノベーションを生み出すきっかけをつくります。
3Lはどのような環境がはたらくに最適なのかを常に探求しています。視覚や聴覚、嗅覚、触覚だけでなく、個人の強み(ストレングス)や抱いているビジョン、趣味趣向などの特性までも考慮して働きかけます。人が気付かないような自然な誘導で、まるで「生きている施設」のように、建物全体でその人に最適化された体験を創り出します。私たちはこれらを「アンビエントテクノロジー」と呼び、これらの研究と創造に力を入れています。
3Lへの入館や会議室の予約は事前に専用のモバイルアプリケーションで行うことができます。館内へのチェックインはオリジナルのウェアラブルデバイスである3Lタグと紐付けることで完了します。
館内ではウェアラブルデバイスを装着することで、いま誰がいるか、誰と話しているのか、どう過ごしているかを常に知ることができます。会議中の発話量などもリアルタイムで可視化され、チームがどのような時間を過ごしたのかを振り返ることが可能です。
部屋に入ると自動的に照明が付いたり、その人にあった最適な温度の空調制御を行うなど、ストレスを感じさせない自然な誘導が、日々のチームの活動を活性化させます。
3Lではすべての人の動きがデータを通して「見える」化されます。データは館内の誰もが閲覧・分析することができます。例えば館内に複数設置されたサイネージでは、コミュニケーションを可視化したデータビジュアライゼーションをいつでも誰もが確認することができます。単なるデータの提示ではなく、多彩な表現のビジュアライゼーションで、チームや来館者に気づきを投げかけます。
未来の会議室空間であるRICOH PRISMをはじめ、3Lでは様々なコンテンツを体験することができます。1Fに設置されたシェアリングテーブルでは、様々なセンシングデータやストレングスファインダー®の結果を映し出し、コーチングや新たなチームの結成に役立てることが可能です。人々が集うBAR LIFEWORKでは、その場にいる人や雰囲気に合わせて音楽が自動的に変化します。また、3Lで活動する未来のチームのためにAutoTourのコンテンツも用意されています。
専用のモバイルアプリは入館や会議室の予約だけでなく、自分やチームの活動のデータを常に見ることができます。入館時と退館時に自分の気分と作業進捗率を入力することで、日々のはたらく中での傾向を見つけたり、対話した相手との対話時間や発話量の比較、施設内での移動距離など、さまざまなデータから「気づき」を得ることができます。また3Lで活動している他のチームの活動報告がタイムラインに表示されるなど、3Lでのコミュニティ形成の起点となっています。
「市村清と会う」では、リコー創業者市村清の魂に触れて、道を見つめ直す体験が可能です。リコーグループゆかりのこの地で、市村清が過去の偉人としてではなく、今を生きるチャレンジャーかつ指導者として、激動の時代の中で新たな価値を創造するリーダー達へエールを送ります。
リコー社内外問わず、同じビジョンを描いたメンバーが集まり、それぞれがクリエイティビティを発揮しながら3Lをアップデートしています。
リコーの先端ワークプレイス “ 3L (サンエル) ”
「“はたらく”に歓びを」を支える高精度リアルタイム位置情報の役割
国際航業株式会社 高精度リアルタイム位置測位・Quuppa Intelligent Locating System™ お客様導入事例インタビュー Vol. 01
3Dプリンターで造形したウェアラブルデバイスがカギを握る新時代の働き方
RICOH 3DPエキスパート